中間発表
新M2の中間発表が近づき,就活も本格化し出して研究室全体がテンパっている.
学生の行動を見てると留年するリスクよりも就職浪人になるリスクの方を恐れているようだが,前者の方が明らかに likelihood は高い.
そもそも就活の開始時期が早くなったのは,売り手市場だった頃に企業が青田買いするためだったと思ってたんだけど,不況で買い手市場になった今でも本当にこんな早くからやる必要あるんだろうか.就活期間をずるずると長期化させることは,大学にとっても学生にとっても企業にとってもメリットはないと思うんだけど.単に昨年度の慣習を引き摺ってるだけなんじゃないの?
とりあえず,来年度のM1には12月中に研究チェック・シートを書かせることにしよう.
ところで,査読を引き受けた論文が読み難くてかなわん.英文法がマズいとか,知らない単語が多いというわけではない.随所に仮定が足りなかったり,関数の定義が不完全だったりするので,読む時に想像力(?)が必要なのだ.学生指導じゃないんだし「○○という仮定が不足している」とか「定義が不完全」といったコメントをつけようとせず「論文として完成してない」と reject する方がいいのかな.