本棚紹介
情報システム学研究科(IS)の教員の一部の本棚の一部を紹介するページができました.
http://www.is.uec.ac.jp/bookshelf/
ISの教員がカバーする分野の広さと趣味も含めたディープさが垣間見える非常に魅力的なページだと思います(自画自賛).
情報システム学研究科(IS)の教員の一部の本棚の一部を紹介するページができました.
http://www.is.uec.ac.jp/bookshelf/
ISの教員がカバーする分野の広さと趣味も含めたディープさが垣間見える非常に魅力的なページだと思います(自画自賛).
中間発表要旨締切り.
今年度は technical writing のトレーニングをサボったため出来栄えはよくない.
新年度は「考えを整理する技術」「書く技術」を身につけさせなければ.
という動機から「経済学思考の技術」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478210489
を読んでいる.
いわゆる logical thinking 本としても,経済学的な発想を知る本としても,数理モデルや経済理論を「机上の空論」と呼ぶ人の勘違いを正す本としても良書だと思う.特に1,2章は傑作だ.
新M2の中間発表が近づき,就活も本格化し出して研究室全体がテンパっている.
学生の行動を見てると留年するリスクよりも就職浪人になるリスクの方を恐れているようだが,前者の方が明らかに likelihood は高い.
そもそも就活の開始時期が早くなったのは,売り手市場だった頃に企業が青田買いするためだったと思ってたんだけど,不況で買い手市場になった今でも本当にこんな早くからやる必要あるんだろうか.就活期間をずるずると長期化させることは,大学にとっても学生にとっても企業にとってもメリットはないと思うんだけど.単に昨年度の慣習を引き摺ってるだけなんじゃないの?
とりあえず,来年度のM1には12月中に研究チェック・シートを書かせることにしよう.
ところで,査読を引き受けた論文が読み難くてかなわん.英文法がマズいとか,知らない単語が多いというわけではない.随所に仮定が足りなかったり,関数の定義が不完全だったりするので,読む時に想像力(?)が必要なのだ.学生指導じゃないんだし「○○という仮定が不足している」とか「定義が不完全」といったコメントをつけようとせず「論文として完成してない」と reject する方がいいのかな.