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2007/12/25

終日ゼミ,Hazmat 論文投稿

C9 全体ゼミ.朝から晩まで.
・最適性条件が logit 型の式で表現されるような(確率的)最適停止問題は存在するか?
エントロピーが目的関数に入ってれば定式化できるかも.
・F原君の研究で,最尤パターンが良好な近似となることを証明できないか?
メモを作成して F原君に送付.

Hazmat 論文を投稿.

2007/12/22

Andre Dantas 来日,連続講演会,全体ゼミ

12/17 Andre Dantas 来日.
彼の研究に対するスタンスには共感できるものが多い.

12/18 Andre 氏講演会.
非常に判り易く,学生の反応も良かった.

12/19 終日,C6全体ゼミ第1弾.
N井君のモデルに規模の経済性を入れなければ,と思ってすっかり忘れていた.
Y木君のは「複数の経路を利用するときの“管理費用”が,1本の経路に輸送車両を集中させるときのそれに比べて極端に大きいのであれば,単一経路に集中させる方がコストは抑えられる」という回答が有力か.
S井君のは,結局,ポートフォリオ選択の部分を完全に切り離して考えられるので「他の市場資産を考えない場合」で一通り多段階モデルを基本モデルとし,その基本的性質が「他の市場資産を考える場合」でも変わらないことを言えばいい.

私見だが,研究室内のゼミで「進捗が芳しくないので発表できない or 延期して欲しい」というのは良くないと思う.「○○をしたがダメだった」「△△を読んだが,□□で詰まってしまい,相談にいけなかった」という程度でもいいので,発表資料を作成し,説明するべきではないか?

ゼミ終了後,F川君が中山先生の論文の内容に関して相談しに来る.
これを4年生が読みこなして使うのは,かなり難しいのではないかしら.

というか,中山モデルのウリは,日々観測されるリンク交通量間の相関関係を明示的に考慮したロジット・モデルのパラメータ推定が出来る点なのに,今のF川 君が持ってるのはワン・ショットのデータからはリンク交通量間の分散・共分散行列を計量できない.そのため,(中山モデルに拘らず)一般的に使われてるロジッ ト・パラメータ推計方法を用いるのが自然のように思える.

12/20 Hazmat 論文が校正サービスから戻ってきたので,ちょいちょい修正.
夕方,F原君と研究打合せ.
最尤パターンが良好な近似となることを説明するためのロジックを組み立てた.

12/21 午前中は Andre とC9博士学生のディスカッション.午後からC6全体ゼミ第2弾.
出発港と到着港の両方にメガTOが入っている場合と,いずれか一方のみにメガTOが入っている場合との lead time 短縮効果を,ダミー・ノード&ダミー・リンクで表現するアイデアは,Lam の容量制約付ロジット配分モデルが解を持つための条件を満足しないかもしれない,という理由で保留に.残念.

2007/12/14

Hazmat 論文・・・

赤松先生からの指摘に合わせて一部修正.

2007/12/12

C9ゼミ,Hazmat 論文校正依頼,読書

C9 ゼミ.F原君の研究で,シナリオを絞る観点を1) 耐震化によって最尤被災パターンが変化するシナリオで,2) 生起確率が1万年に1回以上(ie. 100年供用する間に生起する確率が1%以上)とするのはいい手だ.後は,最尤パターンで近似することの誤差のオーダーを定量的に言えると説得力が増すんだけどなぁ・・・

S宅君が非線形最適化問題のアルゴリズムについて質問に来たので部分線形化法(Frank-Wolfe法)について解説.そういや simplicial decomposition って勉強するつもりで忘れてたわ.

Hazmat 論文はFORTEに校正サービス(の見積もり)を依頼.

COE若手研究者の原稿回収.明日打ち合わせ.

読書.
Individual Strategy and Social Structure (Ch 1~Ch 2)
この判り難い fictitious play の定義,誰かの論文で見たことある・・・

2007/12/11

Hazmat論文完成

というタイトルの記事を何度書いたことか.
今度こそ多分完成.明日にでも校正サービスに送ろう.